ほんとうの自分ってなに？

「ヨガとストレッチの違いは哲学があること」

はじめてヨガに参加するひとがいるときに言う言葉です。
ヨガの良い所はカラダだけではなくてこころが整うという所です。
ヨガと言ったらポーズをとる。柔軟性が大切。というイメージがありますよね？
でも、ヨガはそれだけではない。

私が初めて参加したヨガクラスが特別イベントで１日かけてのヨガ教室でした。
午前中はカラダと呼吸を整えるヨガ。
みんなでランチを食べて
午後はこころを整えるヨガ。


クラスのタイトルは

「ほんとうの自分とつながるヨガワークショップ」でした。

このワークショップで扱われたテーマはこんなことでした。

〇人生を制限している観念を手放し、自分本来の力を取り戻す。
〇どんな時も愛と感謝を感じる方法
〇こころとからだ、呼吸を調整して、ハートをオープンする方法。
〇あるがままの自分と他者を愛する方法
〇人生の目的ダルマ（使命）と出会う
〇カルマ（業）＝過去の記憶を浄化する方法
〇感情を愛と感謝に変換する方法
〇宇宙の法則と調和した状態とは？
〇内面と外面の世界を統合する方法
〇運命と宿命の違いとは？
〇男性性、女性性のバランス
〇愛とエゴの違いとは？
〇愛と感謝、ワクワクで生きるほんとうの自分
〇人は、自分が信じているように生きる
〇２０１２年的生き方のすすめ

テーマは当時の自分には輝かしい文章に見えると共に難解でした。
それまで只今のK-POPオタクでしかなかった自分には新鮮で
そんな自分になれたらいいなという期待と希望の気持ちが大きかったです。
それからヨガ哲学も宇宙の法則も熱心に取り組みました。
善でありたいし、悟りの境地を得ている人に会いたいという願いも持っていました。
そこからポジティブに傾いて傾き過ぎて崩壊に向かったのです。
良い人すぎる傾向も時として破滅を呼びます。
その話しは長くなるので本日は現在の結論を先に出しておきます。

「善も悪もあることが人間」

「ほんとうの自分というのは自然、地球、宇宙」

ほんとうの自分って何か素晴らしい存在の自分があるのではないか？
善人のように良い自分がほんとうの自分なのでは？と思い込んでいましたが
ほんとはとてつもなくシンプルで明快です。
ほんとうの自分も難しいことも考えなくてOK。
「本来の自分は自然、地球、宇宙である」
ということの認識が根底にあれば宇宙の法則も自然の摂理も言ってることが解る。
そこが土台としてありながら自己探求や自己実現
たくさんの知識を入れたりチャレンジするのが私は好きです。



私達は常に存在だけで価値がある宇宙の１部。
不完全で完璧な存在。
肉体を持っていると罪悪感、無価値観、恐怖などが湧いてきます。
それも肉体を持っている人間の役割なのかもしれませんね。
完璧な宇宙の中で人間はなんとも面倒くさく愛らしい存在なのかと私は思うのです。

この気づきはヨガの先生からでした。
太陽礼拝から学んだことです。
ヨガはカラダを整えるだけではない様々な気づきを与えてくれます。